こんにちは、
ともやんです。
今年2021年は、朝比奈隆が亡くなって20年です。
もうそんな経ったんだという気持ちです。
80年代の後半から90年代の初頭に掛けて、朝比奈さんのコンサートに何度か行きました。演目はベートーヴェンかブルックナーでした。
ベームが亡くなり、ヨッフム、カラヤン、そしてまだ若いと思っていたバーンスタインが亡くなった。
あとは、巨匠と呼べる人は、朝比奈とヴァントか、と思っていたら21世紀になって相次いで亡くなりました。
朝比奈隆&NHK響 ブルックナー交響曲第9番
まさに大河が流れるような演奏です。
各奏者がめいいっぱい鳴らしていて、哀愁も漂わせた名演です。
アントン・ブルックナー – Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第9番 ニ短調 WAB 109 (1894年初稿・オーレル版)
Symphony No. 9 in D Minor, WAB 109 (original 1894 version, ed. A. Orel)
1.(27:22) I. Feierlich, misterioso
2.(11:11) II. Scherzo: Bewegt, lebhaft – Trio: Schnell, Scherzo da capo
3.(25:49) III. Adagio: Langsam, feierlich
total(64:22)
NHK交響楽団 – NHK Symphony Orchestra
朝比奈隆 – Takashi Asahina (指揮)
録音: 25, 26 May 2000, NHK Hall
2000年5月の白熱ライヴをCD化したものです。ブルックナーの交響曲中もっとも壮大なこの大曲。巨匠朝比奈隆の、魂を揺さぶるような指揮に対してN響も熱演で答え、曲の深くて豊かな表情が暖かく表現され、雄大な世界をここに聴く事ができます。
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