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クラウディオ・アバド ブルックナー 交響曲第1番 3種類

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こんにちは、
ともやんです。

クラウディオ・アバドは、ブルックナーの交響曲を何曲か録音していますが、かと言って特にブルックナーを得意としていた指揮者かと言うと、そうでもないかなと思います。

実際、カタログを見ていると第1番、4番、5番、7番、9番の録音が残されているようです。
ただ、その中で第1番だけはアバドにとって特別な曲だったようで、なんと3種類も録音が残されています。

ブルックナーの交響曲第1番は、僕の大好きな曲で、このブログでも以下の記事で紹介しています。

ブルックナー交響曲第1番 おすすめ名盤4選

その3種類を以下の紹介いたします。

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アバド ブルックナー 交響曲第1番 3種類

アントン・ブルックナー – Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第1番 ハ短調 WAB 101 (1877年リンツ稿・ハース版)
Symphony No. 1 in C Minor, WAB 101 (1877 Linz version, ed. R. Haas)

1.(11:47) I. Allegro
2.(12:37) II. Adagio
3.(08:52) III. Scherzo: Schnell
4.(12:52) IV. Finale: Bewegt, feurig
total(46:08)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
クラウディオ・アバド – Claudio Abbado (指揮)
録音:1969年

ブルックナー 交響曲全集 クラウディオ・アバド 他

デッカに残された輝かしいブルックナーの伝説
1960年代、70年代の6人の指揮者(アバド、シュタイン、ベーム、マゼール、ショルティ、メータ)によるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のブルックナー交響曲全曲録音です。第1番から第9番まで各曲ごとのCD9枚組セット。
デッカに残された輝かしいウィーン・フィルによるブルックナーの伝説です。今では世界中でブルックナー交響曲を演奏しているウィーン・フィルですが、若きクラウディオ・アバドが1969年にこの見事な録音を行った時、少なくともオーストリアとドイツ以外では第1番はあまり知られていませんでした。
ここでの最も早い録音はズービン・メータにより1965年5月に行われた第9番で、この指揮者のデビュー録音でした。発表後まもなく批評家たちから称賛された名演です。オリジナル・ジャケット仕様。ユニバーサル・ミュージック

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アントン・ブルックナー – Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第1番 ハ短調 WAB 101 (1877年リンツ稿・ノヴァーク版)
Symphony No. 1 in C Minor, WAB 101 (1877 Linz version, ed. L. Nowak)

1.(12:16) I. Allegro
2.(13:45) II. Adagio
3.(08:40) III. Scherzo: Schnell
4.(13:48) IV. Finale: Bewegt, feurig
total(48:29)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 – Vienna Philharmonic Orchestra
クラウディオ・アバド – Claudio Abbado (指揮)
録音: January 1996, Grosser Saal, Musikverein, Wien, Austria

ドイツ・グラモフォン録音全集 クラウディオ・アバド ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 他

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ブルックナー:交響曲第1番 クラウディオ アバド
※ドイツ・グラモフォンの58枚組は、さすがにちょっという方には、中古でお探しすることをおすすめします。

クラウディオ・アバドがウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とドイツ・グラモフォンに行った全録音を収めたCD58枚組BOX限定盤です。

アバドがウィーン・フィルを初めて指揮したのは、カラヤンに1965年のザルツブルク音楽祭に招待された時でした。それから30年、20世紀の指揮者としてオーケストラの新しい基準を作り、ドイツ=オーストリアの巨匠の核となるレパートリーを広げていきました。彼がオペラ指揮者としてウィーン・フィルにデビューしたのは、1968年のザルツブルク音楽祭でのロッシーニの『セビリャの理髪師』でした。ウィーン国立歌劇場の音楽監督在職中に指揮したドビュッシーの『ペレアスとメリザンド』、モーツァルトの『フィガロの結婚』、ロッシーニの『アルジェのイタリア女』、そして1988年と1991年の『ニューイヤー・コンサート』が収録されています。

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アントン・ブルックナー – Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第1番 ハ短調 WAB 101 (1891年ウィーン稿・G. ブロッシェ版)
Symphony No. 1 in C Minor, WAB 101 (1891 Vienna revision, ed. G. Brosche)

1.(12:04) I. Allegro
2.(12:44) II. Adagio
3.(08:40) III. Scherzo: Lebhaft
4.(16:44) IV. Finale: Bewegt und feurig
total(50:16)

ルツェルン祝祭管弦楽団 – Lucerne Festival Orchestra
クラウディオ・アバド – Claudio Abbado (指揮)
録音: August 2012, Concert Hall, KKL Lucerne, Switzerland

ブルックナー: 交響曲第1&9番 クラウディオ・アバド ルツェルン祝祭管弦楽団

2014年1月20日80歳で惜しくも亡くなった指揮者のクラウディオ・アバド。2002年にベルリン・フィルの首席指揮者を退いた後2003年よりルツェルン祝祭管弦楽団の音楽監督に就任。オケは、マーラー室内管弦楽団を母体とし、アバドを慕う世界的な名手たちが集結して結成されました。

このディスクは、既発の音源ではありますが、アバドが晩年心血を注ぎ、また友人のようなオーケストラ、ルツェルン祝祭管弦楽団とのブルックナーを収めたもの。CD1には、2012年の音楽祭で演奏されたブルックナー交響曲第1番。

ブルックナーの交響曲は版の問題が複雑ですが、この第1番は大きく分けてリンツ稿とウィーン稿があります。ウィーン稿は作曲から25年後(第8番第2稿より後)に作曲者自身によって改訂されており、ウィーン稿の響きは初期の作品というより、後期ロマン派を感じさせるものとなっています。

アバドはブルックナーの交響曲の中でも演奏される機会の少ないこの第1番を好んで取り上げています。これまでの録音ではリンツ稿を主に使用していますが、今回はウィーン稿。ウィーン稿でのブルックナーの第1番といえば、ヴァント&ケルン放響とシャイー&ベルリン放響などがあげられますが、今回のアバド&ルツェルン祝祭管の演奏は初期作品の活気ある雰囲気を残しつつも、後期の洗練されたオーケストレーションを堪能出来るウィーン稿の良さが、より味わうことのできる演奏となっています。



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