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ヨッフム ブルックナー 交響曲第2番 新旧聴き比べ

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こんにちは、
ともやんです。

タワーレコード・オンラインショップでは、ワーナー・クラシックス(Warner Classics)のボックスセットが数量限定で現在セールが行われています。

僕自身ほとんど所有しているボックスばかりですが、こんなお得な価格にしていいの!っていう値段設定ばかりで、これはこれは人におすすめしなければ、と厳選ボックスの中から僕が気に入っているものをご案内しています。

その中でドイツの名指揮者オイゲン・ヨッフム指揮シュターツカペレ・ドレスデンによるブルックナーの交響曲全集は超お得なセットです。

ブルックナー交響曲全集の名盤として名高いオイゲン・ヨッフムの2度目の全集でシュターツカペレ・ドレスデンとの録音です。

ヨッフムは、ステレオ録音初期にベルリンフィルとバイエルン放送響で全集を録音していますが、そちらは録音史上初のブルックナー交響曲全集として長く愛聴されている名盤です。

その中から、第2番を聴きました。

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ヨッフム ブルックナー交響曲全集 おすすめ

ドイツの名匠オイゲン・ヨッフム(1902-1987)は世代的にはベームとカラヤンの中間です。ドイツのバーベンハウゼンの生まれで8歳から教会でオルガンを演奏し、アウグスブルクのレオポルド・モーツァルト音楽院でピアノとオルガンを修め、ミュンヘン音楽大学で作曲と指揮を学んだ人です。

デビューは、1926年ミュンヘンフィルを指揮してで、その後キールやマンハイム、ドゥイスブルクなどを経て、34~49年はベームの後任としてハンブルク国立歌劇場の音楽監督を務めました。

戦後は、バイエルン放送響の創設に携わり49~60年まで首席指揮者、61~64年には若いハイティンクをサポートするためにコンセルトヘボウ管の常任指揮者を務めました。
その後68~73年にバンベルク響の芸術T顧問や首席指揮者を務めた以外は、フリーで活動しました。

ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームスというドイツ三大Bの交響曲作曲家の全集は複数回録音している、どれもスケールが大きく伸びやかで味わいがあります。

僕がヨッフムの演奏が好きなのは、どんな曲を聴いても誠実で愛情がこもった響きが聴こえるということです。だから慰められ、癒され、そして元気をもらえるのです。
だから僕はヨッフムの録音を聴くのが大好きです。

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ヨッフム&シュターツカペレ・ドレスデン ブルックナー 交響曲全集

ヨッフムによるブルックナーの新旧交響曲全集から第2番を聴きました。
僕はブルックナーの曲では、最初に聴いたのが第4番「ロマンティック」そして第7番、それから第3番、第8番、第9番とすすみ第5番が一番難関。
ここがなんとなくわかってくるとなんか達成感を感じました。
そして残りが第1番、第2番、第6番となるのですが、これがヨッフムが得意とするところで残しておいてよかったと思います。

第2番は、新旧ともに名演ですが、2度目の録音がより大らかでゆとりを感じる演奏となっています。

どちらがいいというものではなく、どちらもいいです。
両方持っていたい全集です。

ブルックナー:
CD1:交響曲第1番ヘ短調 WAB.101(リンツ稿/ノヴァーク版)
CD2:交響曲第2番ハ短調 WAB.102(1877年版)
CD3:交響曲第3番ニ短調 WAB.103(1888-9年版)
CD4:交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』 WAB.104(ノヴァーク版)
CD5:交響曲第5番変ロ長調 WAB.105(1878年版)
CD6:交響曲第6番イ長調 WAB.106(原典版)
CD7:交響曲第7番ホ長調 WAB.107(ノヴァーク版)
CD8:交響曲第8番ハ短調 WAB.108(ノヴァーク版)
CD9:交響曲第9番ニ短調 WAB.109(ノヴァーク版)

オイゲン・ヨッフム(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン

録音:1975-80年、ドレスデン、聖ルカ教会

ブルックナー: 交響曲全集 オイゲン・ヨッフム シュターツカペレ・ドレスデン

ヨッフムの人生の集大成とも言えるシュターツカペレ・ドレスデンとのブルックナー交響曲全集

ヨッフムは若い頃からブルックナー作品に熱心に取り組み、やがてブルックナー協会総裁も務めるなど権威としてその名を知られるようになります。
交響曲全集も2回録音しているほか、個別の録音も数多く存在しますが、晩年に東ドイツまで出向き、シュターツカペレ・ドレスデンを指揮して聖ルカ教会でのこのセッション録音全集は、ドイツ・オーストリアでのさまざまなヴァージョンによる演奏など、数々の経験を膨大に蓄積したヨッフム晩年の方法論が反映された演奏として注目される内容を持っています。
その演奏は重厚で堂々たるスケールを持っていますが、決してスタティック一辺倒なものでは無く、十分に動的な要素にも配慮された起伏の大きな仕上がりによる、素晴らしい名演奏です。
ワーナーミュージック・ジャパン

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ヨッフム&ベルリンフィル、バイエルン放送響 ブルックナー 交響曲全集

ヨッフム ベルリンフィル、バイエルン放送響 ブルックナー交響曲全集

残念ながらタワーレコードのカタログには全集盤が載っていないので、Amazonで入手できる情報をご案内します。

僕が敬愛する評論家の福島章恭氏は、次のように書かれています。

まず、文句なしに素晴らしいのは、「第1」「第2」「第6」の三曲。前二者における伸びやかさと響きの開放感はブルックナー初期作品を聴く歓びに満ちている。ラッパや太鼓の音に夢中になる幼児のような純粋性がたまらない魅力!両作品の第1楽章コーダにおける迫真のアッチェレランドも見事に決まっている。

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僕が、個人的に運営しているサイトをご紹介します。
ぜひ、チェックしてみてください。

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