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チェリビダッケ ブルックナー交響曲第7番 with ミュンヘン・フィル

チェリビダッケ
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こんにちは、
ともやんです。

タワーレコード・オンラインショップに以下のような記事が掲載されました。

朝日新聞3月29日(月)朝刊「文化の扉」で「はまるブルックナー」特集!

つまり全国紙の朝刊の半面も使ってブルックナーを紹介していたそうです。

不機嫌な姫とブルックナー団 単行本 高原英里著

また、僕は初めて知ったのが、高原英里さんという小説家が、ブルックナーをネタにした小説も書いているそうです。

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ブルックナーに魅せられて50年

僕は、中学3年の終わりころ、高校に入学前に一枚のLPレコードを買いました。
当時のLPレコードは高価で一枚3,000円前後していました。
今の感覚なら一枚1万円くらいでしょうか?

だから中学生が購入するとなると何ヵ月も小遣いを貯めないと買えません。
僕は、高校入学を前にした自分へのご褒美として買ったのですが、父はこんな時に買わなくてもいいだろと少し怒っていました。

その時かったのが、カラヤン指揮ベルリンフィルのブルックナー交響曲第4番「ロマンティック」でした。ジャケットがシンプルにしてカッコよかったの買いました。
そのLPは50年近く経った今でも僕の本棚に鎮座しています。

さて、クラシック音楽ファンを自認してから50年経ちましたが、その間ずっとクラシック音楽ばかり聴いていたわけではありません。

むしろ毎日1時間以上聴くようになったのは、むしろここ数年です。
このブログを開始したのが2017年4月23日で約4年前ですから、そんなものです。

ブルックナーの音楽への評価として「あれが交響曲だと?おわらいぐさだ」(ブラームス)、「ブルックナーの音楽はいきなり月から降ってきた石のようだ」(アーノンクール)、「ブルックナーこそ時代を超越し、常に真理を語る大芸術家」(宇野功芳)という三様の言葉が載っているのも興味深いところです。

上記、タワーレコード 商品本部の板倉氏の文章にもありますが、ブルックナーの音楽は、いきなり表れたという表現が合っているような音楽です。

だから好きな人には堪らなくいいのに、ピンとこない人には、全く異質なのです。

ある音楽評論家は、ブルックナーが好きになるときは、ある日突然天からの啓示のように降りてくると言っていました。

ブルックナーの交響曲はどの曲もそれなりに長いですが、好きな人は聴き終わるとまた最初から聴きたくなるのです。

またブルックナー好きを「ブルオタ」というそうです。高原英里さんの小説にも登場します。
ただ、ちょっと引っかかるのは、ブルオタ=イケてない男性となっているところです。
まあ、いいや。

多分、ブルオタは、チェリビダッケのブルックナーは好きだろうな。
ヴァントよりもやっぱりチェリだろうな、と勝手に思っています。

理由なく、なんとなくカリスマ性ビンビンのチェリビダッケがブルオタは好きだろうなと思うだけです。

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チェリビダッケ ブルックナー交響曲第7番 with ミュンヘンフィル

個人的には、チェリビダッケは取っつきにくい存在でした。
ただどうして聴かず嫌いになったかというとあまりにも神格化されていることに反発を感じたというのが一番かもしれません。
だから最近は少しずつ聴いています。

悪くありません。なかなかいいです。でもどこがどういいのかまだ説明できないのは、まだ聴き足りないからでしょう。

今年は、ブルックナーの没後125年にしてチェリビダッケの没後25年。
つまりチェリビダッケは、ブルックナーの100年後に生涯を閉じたわけです。

チェリビダッケのブルックナーをどんどん聴いて行きたいと思います。

アントン・ブルックナー – Anton Bruckner (1824-1896)
交響曲第7番 ホ長調 WAB 107 (1885年縞・ノヴァーク版)
Symphony No. 7 in E Major, WAB 107 (1885 version, ed. L. Nowak)

1.(24:20) I. Allegro moderato
2.(28:46) II. Adagio. Sehr feierlich und sehr langsam
3.(11:36) III. Scherzo: Sehr schnell
4.(14:30) IV. Finale: Bewegt, doch nicht schnell
total(79:12)

ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 – Munich Philharmonic Orchestra
セルジュ・チェリビダッケ – Sergiu Celibidache (指揮)
録音: 1994, Live recording, Gasteig, Munich, Germany

ブルックナー:交響曲第3番(ミュンヘン・フィル/チェリビダッケ)

瞑想的な「第7番」をかつてない深さまで掘り下げた名演

1979年、芸術監督に就任以来、チェリビダッケはミュンヘン・フィルの技術向上に心血を注ぎました。ブルックナーの交響曲の中でも特に細密なアンサンブルが要求されるこの「第7番」で、その成果が見事に現れています。



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