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小澤征爾 潮田益子 シベリウス&ブルッフ ヴァイオリン協奏曲 1971

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こんにちは、
ともやんです。

僕の大好きなLPジャケットがある。1971年6月に杉並公会堂で録音された潮田益子さんの独奏、小澤征爾指揮日本フィルハーモニー響で録音されたシベリウスとブルッフのヴァイオリン協奏曲のもの。

当時小澤さんは、35歳でまだボストン響の首席になる数年前。潮田さんはまだ20代だった。自分達の録音前の確認をしているのか何気ない写真だが、この後世界に羽ばたく二人のまぶしさが伝わってくる。

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潮田益子 チャイコフスキーコンクール 第2位

1990年のチャイコフスキー・コンクールで諏訪内晶子さんが18歳という若さで優勝してセンセーションを起こしたが、それより24年も前に、潮田さんは第3回チャイコフスキーコンクールで第2位に輝いている。

日本の女性が世界で活躍するなんてまだ考えられなかった時代の快挙だった。その後の潮田さんの活躍は目覚ましく世界的なヴァイオリニストとして活躍し、小澤さんとも活動を共にして、サイトウ・キネン・オケのソリストや水戸室内管のコンサートミストレスを務められた。しかし残念ながら2013年に71歳で病死された。

小澤さんの訃報に接する2週間前に新聞がピアニストの江戸京子さんの訃報を載せていた。江戸さんは小澤さんと若い頃4年間ほど結婚生活を送っておられた。小澤さんのエッセイ『ボクの音楽武者修行』にも登場している。

ここ数日、小澤さんの訃報に接しセンチメンタルになっている。いつかは自分もと思うのだ。それまでの日々大切に過ごして行きたい。

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小澤征爾 潮田益子 シベリウス&ブルッフ ヴァイオリン協奏曲 1971

もう50年以上前の録音で、しかも現在廃盤中。
そんなCDを紹介するのは気げ引けるが、素晴らしい演奏でしかも時代的に記念碑的な印象もあるので載せました。

多分、今後小澤さんの記念的な録音が発売されていくと思うので、CDとして購入できる日も来ると思う。

ちなみに配信では、ナクソス・ミュージック・ライブラリー、Amazon Music Unlimited等で聴くことが出来ます。

ジャン・シベリウス – Jean Sibelius (1865-1957)
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op. 47
Violin Concerto in D Minor, Op. 47

1.(16:14) I. Allegro moderato
2.(08:18) II. Adagio di molto
3.(07:33) III. Allegro ma non tanto
total(32:05)

———————

マックス・ブルッフ – Max Bruch (1838-1920)
ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op. 26
Violin Concerto No. 1 in G Minor, Op. 26

4.(08:14) I. Prelude: Allegro moderato
5.(08:41) II. Adagio
6.(07:04) III. Finale: Allegro energico
total(23:59)

潮田益子 – Masuko Ushioda (ヴァイオリン)
日本フィルハーモニー交響楽団 – Japan Philharmonic Orchestra
小澤征爾 – Seiji Ozawa (指揮)
録音:1971年6月20、21日 杉並公会堂,東京

シベリウス:ヴァイオリン協奏曲/ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番(潮田益子/日本フィル/小澤征爾)

小澤征爾と潮田益子により若々しい爽演が楽しいヴァイオリン協奏曲集。録音当時、まだ30歳代の小澤が首席指揮者を務めていた日本フィルとの貴重な音源が復活。我が国70年代を代表する協奏曲の名録音です。

ボストン響の音楽監督就任前の情熱に溢れた小澤、それに渾身の熱演で応える潮田。

日本を代表する名ヴァイオリ二ストとの豊かなハーモニーが素晴らしい。

現在でもサイトウ・キネンで共演を重ねる両者の若き日の軌跡です。



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