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ポゴレリッチ チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番

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こんにちは、
ともやんです。

イーヴォ・ポゴレリッチ(1958-)。名前の表記は、ポゴレリッチまたはポゴレリチと2種類見受けられます。外国人の名前なので、出来るだけ発音に近い表記が良いと思いますが、個人的には聞いたことがないので、このブログでは、検索数の多いポゴレリッチで進めます。
ただし、どちらが正しいというわけではないのでお許しください。

さて、ポゴレリッチは少し前に来日公演を行っていました。1月7日から13日に掛けて4公演を行ったようですが、友人が13日の浜離宮朝日ホールのリサイタルに行ってきて以下のコメントをSNSで発信しています。

まるで墓場の冷たい土の中から響いてくるかのような音と死への憧れ。
この毒は癖になりそうです。

プログラムは、ショパンの「ポロネーズ第7番」「幻想曲」「舟歌」シューベルトの「楽興の時」だったそうです。

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ポゴレリッチ 鬼才ピアニスト

ポゴレリッチは、1958年10月20日生まれですから、僕より1歳年下の同世代です。
ただ旧ユーゴスラビアのベオグラード生まれ。父がクロアチア人、母がセルビア人ということで、91年にクロアチアがユーゴスラビアから独立にあたり母の国セルビアと紛争となり、ポゴレリッチは、クロアチア人として生きることにしたそうです。

また22歳の時に43歳のピアノ教師アリザ・ゲゼラーゼと結婚。
しかも同じ年のショパン国際コンクールで、本選に落選し、それを不服としてアルゲリッチが、「彼こそ天才よ」と吐き捨てて、審査員をいきなり降板して帰国してしまうといういわゆる「ポゴレリッチ事件」にも巻き込まれています。

そんなこんなで鬼才ピアニストとして有名になった経緯から、僕は名前は知っている程度でした。

村上春樹とポゴレリッチとバッハのイギリス組曲

このブログでも1回しか取り上げていません。

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ポゴレリッチ アバド チャイコフスキーの共演

今日は、クラウディオ・アバド(1933-2014)の命日ということで、アバドを偲んで彼の録音を聴こうと探していると、ポゴレリッチとの共演盤を見つけたのです。

1985年の録音でポゴレリッチ27歳、アバド42歳。
ポゴレリッチの鋼鉄のような硬いタッチと弱音部分での陶酔感などに惹き込まれました。一方、このころのアバドが実は一番好きでロンドン響とは一番相性が良かったのではないかと個人的に思っています。響きが瑞々しくてオケの躍動しています。

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ポゴレリッチは、妻に先立たれその後しばらく休養していたそうです。
しばらくは若かりし頃の録音をしっかり聴いて、近年の録音を聴いていこうと思います。

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ポゴレリッチ チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー – Pyotr Il’yich Tchaikovsky (1840-1893)
ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op. 23
Piano Concerto No. 1 in B-Flat Minor, Op. 23

1.(23:20) I. Allegro non troppo e molto maestoso – Allegro con spirito
2.(07:45) II. Andantino semplice – Prestissimo – Tempo I
3.(06:40) III. Allegro con fuoco
total(37:45)

イーヴォ・ポゴレリッチ – Ivo Pogorelich (ピアノ)
ロンドン交響楽団 – London Symphony Orchestra
クラウディオ・アバド – Claudio Abbado (指揮)
録音: June 1985, Watford Town Hall, London, United Kingdom

チャイコフスキ-:ピアノ協奏曲 第1番 イーヴォ・ポゴレリッチ

独特の解釈が常に議論を呼ぶ天才

ポゴレリチは、1980年のショパン・コンクールで前代未聞の大胆な解釈で物議を醸し、衝撃的なデビューをかざりました。自らの芸術を求め、ピアノ界の異端児として大胆且つ奔放な演奏で常に音楽界の話題をさらうアーティストです。DGに録音したこれらの説得力ある演奏には、彼独自の解釈がつぎ込まれ、聴く者の心を掴んで離しません。当セットは彼がDGに録音した14枚のアルバムを、オリジナルのカップリングでオリジナル・デザインのスリーブに収めています。



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