ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)
交響曲第25番ト短調K183
交響曲第28番ハ長調K200
交響曲第29番イ長調K201
ブルーノ・ワルター指揮
コロンビア交響楽団
1953年、55年録音(モノラル)
1984年に制作された映画「アマデウス」の挿入曲。
この25番は、冒頭シーンに効果的に使われています。
ワルターのモノラル盤は、テンポを大きく動かして、劇的な演奏を展開しています。まさに疾風怒濤のモーツァルトですね。
ワルターと言えば、後年のコロンビア響とのステレオ録音が有名で、名盤も多いですが、大らかさ、豊潤さ、美しさが前面に出ていて、それがワルターのイメージになっていますが、壮年期の演奏を聴くとイメージが覆されます。
感興の起伏の大きく劇的に表現されて、時には空回り的な演奏もありますが、かえって感銘を与えてくれます。
クラシック音楽の楽しみ方は、正確で間違いのない演奏だけを求めるのではなく、技術プラスその音楽かっだらどう表現するか?を求めています。
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ワルターだったらモーツァルトをどう表現するか?
フルトヴェングラーだったら?
トスカニーニだったら?
カラヤンだったら?
クレンペラーだったら?
そして自分だったらどう表現したいか?
それがクラシック音楽の楽しみ方の一つですね。
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