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ベートーヴェン 第九 名盤 マーク&フェレンチク

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こんにちは、
ともやんです。

9月10日(土)にミューザ川崎コンサートホールで、第九の公演がありますが、僕は合唱団の一員として参加します。

そんなことで、今手あたり次第に第九のCDやサブスクを聴いているのが、その中におっ!と思うものもあります。

それが特に著名な指揮者やオーケストラではなく、かと言って無名ではなく、知る人ぞ知る的な大家や異色の音楽家だったりするのが面白い。

まさに掘り出し物の名盤です。

昨日から今日に掛けていくつか聴いた中でペーター・マークとヤーノシュ・フェレンチクの演奏が素晴らしかったです。

以下にご紹介します。

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ペーター・マーク 名盤 ベートーヴェン交響曲第九

パドヴァ・ヴェネト管弦楽団は、室内楽団ということで小編成ですが、演奏はそんなこと関係ないという泰然としてしかも丁寧で心のこもった演奏です。

そんなことでテンポはやや遅めですが、立派な演奏です。
マークは巨匠というより、名匠という名称が似合う指揮者ですが、この第九に関してはまさに堂々として巨匠の演奏です。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」 Op. 125
Symphony No. 9 in D Minor, Op. 125, “Choral”

1.(16:33) I. Allegro ma non troppo, un poco maestoso
2.(11:51) II. Molto vivace
3.(17:59) III. Adagio molto e cantabile – Andante moderato
4.(25:30) IV. Finale: Presto – Allegro assai
total(71:53)

作詞 : フリードリヒ・フォン・シラー – Friedrich von Schiller
アマンダ・ハルグリムソン – Amanda Halgrimson (ソプラノ)
ルートヒル・エンゲルト=エリ – Ruthild Engert-Ely (メゾ・ソプラノ)
ツェーガー・ヴァンデルシュテーン – Zeger Vandersteene (テノール)
フリードマン・クンダー – Friedman Kunder (バス)
アテスティス合唱団 – Athestis Chorus
パドヴァ・ヴェネト管弦楽団 – Padova e del Veneto Orchestra
ペーター・マーク – Peter Maag (指揮)

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付き」(パドヴァ・ヴェネト管/マーク)

鬼才ペーター・マークの不滅の名盤。ARTSレーベルで出ていたベートーヴェン全集が新マスタリングで復活!1990年代後半に、ポツポツと1枚ずつ単売され、ついに全集に至った名演。当時久々のマークの新譜として大好評でした。

都響との名コンビを知る日本の聴衆はマークの真価を世界中で最も知っていたとも言えるでしょう。

パドヴァ・ヴェネト管は編成も小さく、マークのベートーヴェン解釈も壮大なスケールや英雄的な妄想からは無縁のものです。スイスイと軽やかに進んで、時にはドキッとするような悪魔的表現も散見されます。スタイルはキリリと結晶化した独自にして、見事なものです。

ヤーノシュ・フェレンチク 名盤 ベートーヴェン第九

ヤーノシュ・フェレンチク(1907-1983)は、ブダペスト生まれ。トスカニーニやワルターのもとで様々は経験を経て、戦後はウィーン国立歌劇場でも活躍。
そんな経験を経て、ハンガリー国立響、ブダペスト国立歌劇場、ブダペスト・フィルを率い、ハンガリー音楽界の重鎮として活躍しました。
なんか日本における朝比奈さんやヤマカズさんのような存在と言えるでしょうか。

またハンガリー国立管(ブダペスト・フィル)とはベートーヴェンの交響曲全集を録音しています。

これがなかなかいいのです。
第九では、余計な演出をしない率直な表現で、ベートーヴェンの素晴らしさがストレートに伝わってくる名演です。なんかトスカニーニのスタイルをマイルドにした感じと言えなくもありません。

まさに掘り出し物の名演です。CDなどは入手が難しい現状ですか、Amazon Music Unlimitedのストリーミング配信で聴くことが出来るので嬉しいです。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン – Ludwig van Beethoven (1770-1827)
交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」 Op. 125
Symphony No. 9 in D Minor, Op. 125, “Choral”

1.(15:43) I. Allegro ma non troppo
2.(10:43) II. Molto vivace
3.(14:47) III. Adagio molto e cantabile
4.(23:58) IV. Finale
total(65:11)

作詞 : フリードリヒ・フォン・シラー – Friedrich von Schiller
エーヴァ・アンドル – Eva Andor (ソプラノ)
マールタ・シルマイ – Marta Szirmay (アルト)
ジョルジ・コロディ – Gyorgy Korondy (テノール)
シャーンドル・ショーヨム=ナギ – Sandor Solyom-Nagy (バリトン)
ブダペスト合唱団 – Budapest Chorus
ハンガリー国立管弦楽団 – Hungarian State Orchestra
ヤーノシュ・フェレンチク – Janos Ferencsik (指揮)

ベートーヴェン:交響曲全集(ハンガリー国立管/フェレンチーク)

ブダペスト生まれのフェレンチクは、ワルターやトスカニーニのもと指揮者としての研鑽を積み、戦後ウィーン国立歌劇場で活躍。

その後は母国の主要オーケストラと蜜月の関係を続け、ハンガリーのクラシック界の重鎮として長きに渡り活躍しました。

録音も多くフンガロトン・レーベルに残したベートーヴェンの交響曲全集や、母国ハンガリー、コダーイ、フィレンツ・エルケル(1810-1893)などの作品が誉れ高き名盤として知られます。



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