こんにちは、
ともやんです。
ドイツ・グラモフォン、英デッカのクラシック音楽の名門レーベルの中から、「クラシック百貨店」と出して厳選された名盤100点を紹介する企画の中の1枚です。
協奏曲部門では、全部で20タイトルありますが、その中でツィメルマンの録音が2点あります。ひとつは自ら資金を集めオケを結成してしかも弾き振りした名盤ショパンの2曲の協奏曲、そしてこのブラームスの第1番です。
ツィメルマン ラトル&ロンドン響 ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集
また、最近ではラトル指揮ロンドン響とのベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲のリリースでも話題になっています。
ちなみに僕は、このCDをすぐ入手して聴いています。近いうちにレビューを上げたいと思います。
ツィメルマンとラトル
クリスチアン・ツィメルマンは、ポーランド出身の1956年生まれ。
サイモン・ラトルはイギリス出身の1955年生まれ。
二人共僕と同世代です。
写真で見ると二人共りっぱに年を重ねてきた風貌になっています。
ふたりのたどってきた音楽は、録音を聴くとある程度わかります。
でもこれから二人はどんな表現をして、どんな変遷を遂げていくのかとても興味あります。
ピアニストであるツィメルマンは、身体的な衰えがテクニックにも表れてくると思いますが、それをどうカバーしていくのだろうか?
指揮者であるラトルは、どうな境地に到達するのだろうか?
単なる視聴者に過ぎない僕ですが、一緒に年齢を重ねていくことを楽しみになってきます。
ツィメルマン&ラトル ブラームス ピアノ協奏曲第1番
ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op. 15
Piano Concerto No. 1 in D Minor, Op. 15
1.(23:27) I. Maestoso
2.(15:45) II. Adagio
3.(12:09) III. Rondo: Allegro non troppo
total(51:21)
クリスチャン・ツィメルマン – Krystian Zimerman (ピアノ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 – Berlin Philharmonic Orchestra
サイモン・ラトル – Simon Rattle (指揮)
録音: September 2003, Scoring Stage, Berlin, Germany
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 クリスチャン・ツィメルマン サイモン・ラトル ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
「ピアノ付き交響曲」と称される気宇雄大なブラームスのピアノ協奏曲第1番を、現代きっての名手ツィメルマンが、透明な音色と強靭なテクニックを駆使して、雄弁かつ瑞々しく奏でた1枚。ラトル&ベルリン・フィルの重厚な演奏も見逃せません。2006年度レコード・アカデミー大賞銅賞を受賞した、21世紀の代表盤です。
ユニバーサル・ミュージック
コメント