こんにちは、
ともやんです。
今年は、ドイツの名指揮者ルドルフ・ケンペ(1910-1976)が亡くなって45年に当たります。
そこで、ケンペの名演集がCD10枚に収録された「The Art of Kemps」を聴きのしました。
このセットは、デジタル・リマスターが、名エンジニア、イアン・ジョーンズ氏によってアビーロードスタジオで行われているものです。
だから非常にクリアで自然な音で楽しむことが出来ます。
今回は、10枚の中から、ドヴォルザークの”新世界より”の2つの演奏とリヒャルト・シュトラウス、レスピーギの曲を聴きました。
ケンペ 名盤 ドヴォルザーク交響曲第9番”新世界より”
アントニン・ドヴォルザーク – Antonin Dvorak (1841-1904)
交響曲第9番 ホ短調 「新世界より」 Op. 95, B. 178
Symphony No. 9 in E Minor, Op. 95, B. 178, “From the New World”
1.(09:44) I. Adagio – Allegro molto
2.(11:38) II. Largo
3.(07:53) III. Molto vivace
4.(10:49) IV. Allegro con fuoco
total(40:03)
チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 – Tonhalle Orchester Zurich
ルドルフ・ケンペ – Rudolf Kempe (指揮)
録音: 24-25 March 1971 & 29 June-1 July 1971
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アントニン・ドヴォルザーク – Antonin Dvorak (1841-1904)
交響曲第9番 ホ短調 「新世界より」 Op. 95, B. 178
Symphony No. 9 in E Minor, Op. 95, B. 178, “From the New World”
1.(09:34) I. Adagio – Allegro molto
2.(11:33) II. Largo
3.(07:54) III. Molto vivace
4.(10:29) IV. Allegro con fuoco
total(39:30)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 – Royal Philharmonic Orchestra
ルドルフ・ケンペ – Rudolf Kempe (指揮)
録音: 22-25 May 1964, London, England
このセットには、ドヴォルザークの交響曲第9番”新世界より”のみ2曲収録されています。
チューリッヒ・トーンハレ管の方が7年後の録音で、個人的にはこちらの演奏の方が好きです。
ケンペの指揮は、ストレートな中に潤いや煌めきのある演奏で小気味よいのが信条です。
トーンハレ管との演奏は、それに加え内声部の充実がより充実していてまた第2楽章の郷愁も格別感があります。
ケンペのような職人肌の指揮者は、経験を積み重ねるほど、コクと味わいが出てきますが、60歳のなってその境地になったのでは感じます。
ケンペ 名盤 R・シュトラウス&レスピーギ
リヒャルト・シュトラウス – Richard Strauss (1864-1949)
交響詩「ドン・ファン」 Op. 20, TrV 1561.
1.(17:01)Don Juan, Op. 20, TrV 156
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オットリーノ・レスピーギ – Ottorino Respighi (1879-1936)
交響詩「ローマの松」 P. 1413.
Pini di Roma (Pines of Rome), P. 141
2.(02:36)Pini di Villa Borghese
3.(06:14)Pini presso una catacomba
4.(06:41)Pini del Gianicolo
5.(05:09)Pini della via Appia
total(20:40)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 – Royal Philharmonic Orchestra
ルドルフ・ケンペ – Rudolf Kempe (指揮)
録音: 22-25 May 1964, London, England
Producer:C.Gerhardt,Engineer:K.G.Wilkinson
Re-mastering:Abbey Road Studios,Engineer:Ian Jones
ケンペは、どちらかというと地味な芸風で派手さはなく、ゴージャスなカラヤンとは対極にいたような人ですが、リヒャルト・シュトラウスは得意中の得意で管弦楽全集では、絶賛されました。
無駄がなくスッキリとして瑞々しく煌めくような演奏には惚れ惚れします。
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