こんにちは。
ともやんです。
クレンペラーは、マーラーの弟子というよりも指揮者になるきっかけを作ってくれた恩人という感じでしょうか。
ただ、記録だけ見ているとワルターほどの深い関係ではなかったようです。
その辺が演奏にも表れているのかと思ってしまいます。
ワルターの情感豊かな演奏に対して、クレンペラーは刻明に描くリアリストです。
しかも演奏する曲も限定していて特に第2番”復活”には思い入れがあるようで、録音もライブ中心に多く残されています。
さて僕は、LPとCD両方を持って楽しんでいます。
特に第7番は、この複雑にして錯綜して長大な作品の隅々まで光を当てた凄い演奏です。
今回タワーレコード限定で、SACDが出たのでご案内します。
クレンペラー マーラー 交響曲選集
グスタフ・マーラー – Gustav Mahler (1860-1911)
交響曲第2番 ハ短調 「復活」
Symphony No. 2 in C Minor, “Resurrection”
作詞 : 伝承 – Traditional
作詞 : フリードリヒ・ゴットリープ・クレプストック – Friedrich Gottlieb Klopstock
エリーザベト・シュヴァルツコップ – Elisabeth Schwarzkopf (ソプラノ)
ヒルデガルド・レスル・マイダン – Hildegard Roessl-Majdan (メゾ・ソプラノ)
フィルハーモニア合唱団 – Philharmonia Chorus
フィルハーモニア管弦楽団 – Philharmonia Orchestra
オットー・クレンペラー – Otto Klemperer (指揮)
演奏時間(78:38)
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交響曲第4番 ト長調
Symphony No. 4 in G Major
作詞 : 伝承 – Traditional
エリーザベト・シュヴァルツコップ – Elisabeth Schwarzkopf (ソプラノ)
フィルハーモニア管弦楽団 – Philharmonia Orchestra
オットー・クレンペラー – Otto Klemperer (指揮)
演奏時間(54:53)
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交響曲第7番 ホ短調 「夜の歌」
Symphony No. 7 in E Minor
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 – New Philharmonia Orchestra
オットー・クレンペラー – Otto Klemperer (指揮)
演奏時間(100:20)
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交響曲第9番 ニ長調
Symphony No. 9 in D Major
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 – New Philharmonia Orchestra
オットー・クレンペラー – Otto Klemperer (指揮)
演奏時間(86:30)
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大地の歌
Das Lied von der Erde (Song of the Earth)
作詞 : ハンス・ベートゲ – Hans Bethge
フリッツ・ウンダーリッヒ – Fritz Wunderlich (テノール)
クリスタ・ルートヴィヒ – Christa Ludwig (メゾ・ソプラノ)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 – New Philharmonia Orchestra
オットー・クレンペラー – Otto Klemperer (指揮)
演奏時間(63:21)
タワーレコード限定のSACD盤です。
マーラー:交響曲第2番「復活」, 第4番, 第7番「夜の歌」, 第9番/大地の歌(ニュー・フィルハーモニア管/クレンペラー)
クレンペラー至高のマーラー録音を6枚に集成。完全新規で英オリジナル・アナログ・マスターテープからマスタリング。高音質で巨匠の最大の遺産のひとつを再現!新規解説付
クレンペラーが旧EMIレーベルにステレオで残した歌曲を含むマーラー録音全6作品は、ワルターと並び全てのマーラー録音のなかでも特別な位置にある至高の演奏です。
ワルターの情感的表現とは異なり、極めて客観的な交響作品として扱ったクレンペラーのマーラーは、高音質でより真価を発揮します。
最大の遺産のひとつと言える名盤が蘇ります。現況での最高音質を目指し、今回、あらためて英国にあるオリジナル・アナログ・マスターテープから96kHz/24bit(歌曲のみ192kHz/24bit)でデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリングを新規で行いました。新規解説付。永久保存盤です。1,500セット限定のシリアル・ナンバー付。
以下通常のCD盤です。
【CD】 Mahler: Symphony No.2, No.4, No.7, No.9, Das Lied von der Erde<限定盤>
クレンペラーが録音したマーラーの音源を6枚にまとめたスペシャル・ボックス。
ユニバーサル・ミュージック
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