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ツィメルマン ラトル&ロンドン響 ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集

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こんにちは、
ともやんです。

予約していたツィメルマンとラトル&ロンドン響によるベートーヴェンのピアノ協奏曲全集が届きました。

サンプル的に第1番のみ配信で聴きましたが、早速第2番から第4番まで聴きました。

第5番は、今夜の楽しみにとってあります。

録音がなんと新型コロナ禍での2020年12月のロンドン。

もともとライブ・コンサートが行われるはずだったのですが、公演が中止になってしまいました。

その代わりのこのセッションが行われたのです。

ジャケットに録音風景の画像がありますが、異様な配置です。
まさに厳戒態勢での演奏であり録音だったことが伺えます。

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ツィメルマン ラトル&ロンドン響と聖ルーク教会

ツィメルマンというと、まず思い浮かぶのが、同郷の著名な作曲家ショパンへの思い入れです。

ツィメルマンは、ショパンの2曲のピアノ協奏曲に対して、世間で流布している常識や演奏されているスタイルに疑問を持ちました。

やれオーケストレーションがまずいとか演奏も有名なアルゲリッチとアバド&ベルリン・フィルの演奏も管弦楽の淡白さに驚かされます。

しかしツィメルマンはそんな現行の演奏に不満を持ち、自ら企画を立ち上げ、支援してくれるスポンサーを探し、オーケストラを結成し、世界ツアーを組んだのです。

このツアーは大成功し、その途中で録音されたショパンのピアノ協奏曲2曲は、同曲最高の演奏の録音と高い評価を得ています。

もちろん僕も聴きましたが、冒頭の管弦楽による前奏から全く他の演奏を寄せ付けない凄さです。

またツィメルマンのピアノも芯のある強靭なテクニックに思いを込めた気迫が備わったもので、普通に弾くピアニストはそこでももう敵わないです。

そんなツィメルマンが新型コロナ禍という異常事態の中でのほぼ一発撮りをラトル&ロンドン響と行ったのですから、メンタルの強さでは負けない彼だから出来たのでしょう。

さて録音会場の聖ルーク教会。

何百年も前に建てられた当教会は、ほぼ廃墟となっていました。
そんなボロボロになった教会をロンドン響が14億円を掛けて改築。
教会の雰囲気、音場を壊さないよう現代建築で補修し、窓には1センチ近い防音ガラス、地下には音楽設備を整え、最高級の音響空間を作り上げたのだそうです。

キンキンした現代建築ではだせない、奥の深い不可思議な音響が生み出させるという、異様とも威容ともいえる、世界でも珍しいレコーディング・スタジオだそうです。

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ツィメルマン ラトル&ロンドン響 ベートーヴェンのピアノ協奏曲

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)
ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 作品15
ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品19
ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37
ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58
ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73 《皇帝》

クリスチャン・ツィメルマン(ピアノ)
サー・サイモン・ラトル指揮
ロンドン交響楽団

2020年12月 ロンドン

ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集 クリスチャン・ツィメルマン サイモン・ラトル ロンドン交響楽団

約30年振りの再録音!
最高峰の共演による理想的なベートーヴェン演奏がここに。

ツィメルマンが2020年のベートーヴェン生誕250年にベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲を、約30年ぶりに再録音!
旧録音は巨匠レナード・バーンスタイン指揮ウィーン・フィルとの共演で、第1番と第2番の録音を残してバーンスタインが亡くなったため、この2曲はツィメルマン自身が指揮を兼ねて全集を完成、数多の録音の中でも高い評価と人気を獲得しています。
今回の新録音は、サー・サイモン・ラトル指揮ロンドン交響楽団との共演で、円熟を増したツィメルマンとラトルの組み合わせに期待も高まります。
CDはデジパック仕様。
この初期製作盤は、早い段階で完売になり、その後は通常盤になると思います。
ということは、初期盤はかなりレアなものなると思うので、いつか買おうと思っている方は今がチャンスかもしれません。



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