こんにちは、
ともやんです。
6月24日に村上春樹の新刊が出ました。
タイトルは『古くて素敵なクラシック・レコードたち』が、村上春樹のファン、クラシック・ファンの間で話題となっています。
村上氏が数万枚もの自分のLPレコード・コレクションから、好きなクラシックの作品100曲について各4~5枚くらいづつ、計486枚をとりあげて、聴き比べをエッセイにまとめたものです。
村上春樹『古くて素敵なクラシック・レコードたち』 掲載ディスクご紹介
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筆者はまだこの本を読んでいませんが、タワーレコードのサイトでは、村上氏が取り上げている曲と録音を知ることが出来ます。
村上春樹 シューマン 交響曲第2番 4選
村上氏は、まず100曲を選んでいるのですが、その中にシューマンの交響曲第2番が含まれているのが嬉しいです。
僕は、高校生の時にクレンペラー&フィルハーモニア管のLP2枚組でシューマンの交響曲全集を買いました。いまでの大切にしているLPです。
そして4曲の中で、第2番にもっとも心を惹かれました。
ただ、音楽雑誌や解説書には、この曲はシューマンの4つの交響曲の中でももっとも人気がなく晦渋な内容などとネガティブな書き方をされていました。
しかし、この曲は魅力的です。
演奏家の中でもバーンスタインのように偏愛している指揮者もいます。
トスカニーニもシューマンを得意としていた印象がありませんが、この曲を録音しています。
そして村上氏もこの曲を選んでいます。
ぜひ、一般的な評判でこの曲を敬遠している方は聴いて頂きたいと思います。
さて、村上氏の選んだ録音も納得のものです。
ジョージ・セル、コンヴィチュニー、バーンスタイン(NYフィル)、パレーの録音を選ばれていますが、この4つを並べただけで「お主できるな!」って感じです。
村上春樹 シューマン交響曲第2番 4選
村上春樹が選んだシューマン交響曲第2番の録音は以下の4つです。
僕もそれぞれこのブログで触れていますのチェックしてみてください。
シューマン: 交響曲第1番-第4番, マンフレッド序曲 Op.115 ポール・パレー デトロイト交響楽団
ポール・パレー シューマン交響曲全集 臨場感あふれる最高の名演
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シューマン: 交響曲全集、序曲集 フランツ・コンヴィチュニー 、 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
コンヴィチュニー 名盤 シューマン交響曲全集より第1番&2番
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シューマン:交響曲第1番「春」& 第2番 レナード・バーンスタイン
バーンスタイン&ニューヨークフィル シューマン交響曲第1番&第2番
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シューマン:交響曲全集 ジョージ・セル クリーヴランド管弦楽団
ジョージ・セルの名盤 シューマン交響曲 全集最高峰の輝き
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筆者の忘れがたいシューマン交響曲全集より第2番
村上春樹氏が選んだ4つの録音は、筆者自身もすでブログで取り上げているくらいで、素晴らしいことだと思います。
もしそれに追加するとしたら、バーンスタインがウィーンフィルを振っていれた全集です。
特に第2番は泣ける名演です。
合わせて記事を読んで頂ければ幸いです。
バーンスタイン&ウィーンフィル シューマン交響曲全集 思入れの第2番が泣ける!
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20世紀の巨匠シリーズ::シューマン:交響曲全集 レナード・バーンスタイン
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